カトリック伊達教会の聖堂、祭壇の壁には赤いランプがあります。
実は、これにも意味があったりします。
それは「聖櫃(せいひつ)」と呼ばれる場所に「ご聖体」というものが入っていると言うことを意味します。
聖堂に入ってきた際にご聖体がどこにあるのか、すぐに分かるようになっているわけです。
祭壇の前、また上の方にランプやろうそくをともしておくという習慣があって、かつてはここから採火して祭壇上のろうそくに火をともしていたそうです。
なので、必ず赤くてはいけないというものではなく、海外の教会では、昔ながらのランプやろうそくを使っているところもあり、ろうそくの色(白色)が使われています。
日本の多くの教会では、赤色のランプが使われることが多いみたいですが、イエス・キリストの脈打つ御心を現すためという理由があるみたいです。