
伊達市内には向有珠町に「バチラー夫妻記念教会堂」という場所があります。
カトリックとどう関係しているの?という方も少なくないかもしれません。
ジョン・バチラーはキリスト教の宣教師として、明治時代に伊達市の有珠地域にやってきました。
有珠にはアイヌの集落があり、宣教の傍らアイヌ民族の地位向上にも熱心だったという話が語られています。
その後、アイヌであった八重子氏とともにアイヌ民族の地位向上、キリスト教の宣教を有珠の地で行ったとされています。
さて。
カトリック教では司祭は生涯独身であるというルールがあります。
つまり、バチラー夫妻はプロテスタントであったということがわかります。
バチラー教会堂はカトリックではないということですね。
管理は札幌キリスト教会にて行っています。
でも、石造りの歴史を感じる教会堂が自然の中にたたずんでいます。
素敵な場所なので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
(教会堂内は一般公開はされていません。)